自分の髪質に合うシャンプーが見つからない方のための表示成分診断
シャンプーの選び方ですが、基本的にはアミノ酸系シャンプーを
選んでいただければ、大抵の髪質や髪の状態に合ったものがあると思います。
ここで、みなさんにお聞きしたいのですが、シャンプーを選ぶ際
表示成分を見て選んでいますか？
私がお客様に聞いたシャンプー選びは・・・
１・香り
２・パーケージの可愛さ
３・CMの印象
あまり、表示成分を見て買うという方は、いないようですね！
表示を見ても、書いてある成分が分からないからのようですが・・・
シャンプー選びの前に、少し髪質や髪の状態についてお話しさせていただきます。
まずは髪質についてですが、大まかに分類してみましょう
１・細毛、ネコ毛、（やわらかい）
２・太毛（硬い）
３・くせ毛（うねり、ちぢれ、波状）
次に髪の状態です。
１・乾燥
２・オイリー
３・枝毛・切れ毛
シャンプーを選ぶ際は、髪質と髪の状態の組み合わせで、考えた方がいいと思います。
と言っても、市販品で成分を見て選ぶというのは、たいへんですよね。
ですので、基本はアミノ酸系洗浄成分が主体のシャンプーで、
「さっぱり・サラサラ系」「しっとり・保湿系」の2種類を
髪質と髪の状態に組み合わせて、考えることでいいでしょう。
ただし、私は市販品をおすすめしているわけではありません。
自分が取り扱っているものが良いと思っているからです。
みなさんも実は、こう思っていると思います。「本来は、その道のプロにカウンセリングを受け、
おススメ商品を選んだ方がいいはず」と・・・
ちょっと、脱線してしまいました。
はなしを元に戻しましょう。
髪質と髪の状態の組み合わせ
１・＜細毛・ねこ毛＞+＜乾燥・枝毛・切れ毛＞
２・＜太毛＞+＜乾燥・枝毛・切れ毛＞
３・＜くせ毛＞+＜乾燥・枝毛・切れ毛＞
４・＜細毛・ネコ毛＞＋＜オイリー＞
５・＜太毛＞＋＜オイリー＞
６・＜くせ毛＞＋＜オイリー＞
以上のような組み合わせになりますが、
乾燥と枝毛・切れ毛が同じ組み合わせになります。
髪が乾燥が進むと枝毛・切れ毛になりますので、同じ組み合わせになっています。
では、シャンプーを選んでいきたいと思いますが、
市販品の銘柄等は、分かりませんので、洗浄成分を紹介したいと思います。
アミノ酸系シャンプーの洗浄成分は、複数のアミノ酸洗浄成分と他の洗浄成分を
組み合わせ、泡立ちや泡切れなど、より良い仕上がりになるように設計します。
その中で、1番多く配合されている洗浄成分の影響が強く出ますので、
表示成分の最初の水の次に書いてあるベースとなる洗浄成分を見れば、選びやすいと思います。
では、「仕上がり感」別にベース洗浄剤をご紹介させていただきます。
１・しっとりした仕上がりの洗浄成分：○○グルタミン酸○○
２・アミノ酸系洗浄剤で1番さっぱりした仕上がりの洗浄成分：ココイルグリシン○○
３・適度にスッキリした仕上がりの洗浄成分：○○アラニン○○・○○タウリン○○
上記の１～３のアミノ酸系洗浄剤をベースとした、シャンプーを髪の状態と髪質の組み合わせで選んでいきましょう。
① グルタミン酸ベース向きの髪質・髪の状態：＜太毛＞+＜乾燥・枝毛・切れ毛＞
＜くせ毛＞+＜乾燥・枝毛・切れ毛＞
② ココイルグリシンベース向きの髪質・髪の状態：＜太毛＞＋＜オイリー＞
③○○アラニン○○・○○タウリン○○
ベース向きの髪質・髪の状態：＜細毛・ねこ毛＞+＜乾燥・枝毛・切れ毛＞
＜細毛・ネコ毛＞＋＜オイリー＞
＜くせ毛＞＋＜オイリー＞
以上の組み合わせになりますが、あくまでも洗浄剤の一つをベースと考えて頂き
選びやすいように、ご紹介させて頂きました。
シャンプーは、ベースプラス、その他いくつかの洗浄剤を使用し、
泡立ちや泡切れの良さなどを決めていますので、ベースだけで、ぴったりと合う
シャンプー選びにはならないと思います。
この記事を参考に、いくつかのシャンプーをお試しいただき、
ご自分の髪質や髪の状態に合うシャンプー選びの、お役に立てれば幸いです。
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